当院の予防歯科・定期検診

虫歯や歯周病を予防するためには、歯科衛生士によるお口のクリーニングや歯みがき方法のレクチャー、フッ素塗布などを定期的に行っていく必要があります。

当院では基本、同じ衛生士が担当するため、お口の中の小さな変化にも気づきやすく、よりきめの細やかなケアが可能です。

担当する歯科衛生士は30年以上（※）のベテランをはじめ、経験豊富なスタッフがそろっていますので、患者さんそれぞれのお口の状態に合わせたケアをご提供できます。

虫歯や歯周病のチェック、レントゲン撮影、お口の中の写真撮影などといった検査をしっかりと行った上で、その結果をもとに虫歯予防や歯周病予防のプランをお作りいたします。

私どもでは、すべての患者さんに画一的な施術を行うようなことはしておりません。検査結果をもとにして、それぞれのお口の状況に合わせた予防プランを患者さんごとに作成するので、虫歯や歯周病を効果的に予防できるのです。

（※）2020年現在

虫歯や歯周病は生活習慣病の一種であり、予防のためにはご自宅でのセルフケアも重要です。そこで、それぞれの患者さんにピッタリの使いやすいセルフケア用品を選んでご提案し、使い方もお教えしています。

実際の歯みがき方法は、当院オリジナルのリーフレットでご説明しながら、丁寧にレクチャーいたします。お口の状態は患者さん一人ひとりで異なるため、すべての方に同じ指導はいたしません。鏡でご自身のお口をご覧いただきながら、お口の状況・環境に合わせた歯みがき方法を習得できるようにお手伝いをいたします。

当院ではメインテナンス時のお口の状態を、「デンタルテン」というツールにデータとして保存しております。このデータは患者さんが来院されるたびに、継続的に更新しておりますので、治療開始時からのお口の変化や現在のお口の状態を、患者さんご自身の目で見ていただくことが可能です。そうすることで私どものアドバイスも、理解していただきやすくなるのではないでしょうか。

さらにお口の中の状況や検査結果などがよく理解できるよう、イラストつきの診断書を発行し、ご自宅にお帰りになった後も見返していただけるようにお渡ししています。

本来、治療は保険で診る事ができましたが、メインテナンスは予防と言う事で保険では出来ません。予防処置のフッ素や人間ドックは病気ではないため、治療ではありません。

しかし安倍政権政府は口腔内のケアにより医療費が下がると言う事を理解してくれました。病気のなり難さ、回復し易さが顕著になって来ました。80歳で20本歯がある人はそうで無い人の医療費1/10であるそうです。歯がたくさんある人は安上がりですね。これから医療費が膨れ上がりお金がかかりますのでしっかり口腔ケアして医療費を節約したいものです。

入院手術前後の口腔ケアはほぼ義務になり、そうすることにより入院日数が短縮される事がわかりました。

口腔ケアにより誤嚥性肺炎になりにくくなり入院中の、または介護中の食事が出来ると言う事は　医者からの薬の処方も有効に効いてくる様になります。小児病棟では入院日数が半分になりました。

歯がある人は歩いたり、ベッドでも座って食べれるが、無い人は起きれない事もわかりました。また、歯を入れていない人は特に自宅で転倒して骨折寝たきりになる事がわかって来ました。体幹が保てず転倒するんだとか。もしくは脳の血流量が下がり脳梗塞や認知症を引き起こします。医者の投薬では脳血流量が上がらなかったのに歯医者が歯１本入れただけで改善しました。入れ歯であってもある無しでは残りの人生変わってきます。

様々なことから治療が終わった方々、まだまだ少し不安が残る方は保険でメインテナンスし自身の健康を守っていきましょう。かえってその方が医療費の抑制になる　と国は考えました。なので厳しい施設基準をクリアした歯科医院に対して保険でメインテナンスをしても良いと言う制度になりました。まだ2割くらいの歯科医院しか許されていませんが当院は患者さんの為にこの厳しい基準をクリアしています。当院では保険でメインテナンスすることが出来ます。

通常は10,000円以上になるメインテナンスが保険で1,000円代～4,000円代で国が診てくれます。

しっかりと歯周ケアを継続して病気にならない身体、なっても回復出来る状態にしておきましょう。